トキワのブログ

社屋のコト

省エネ大賞受賞 【設計者のひとりごと④】

2025129日は省エネ大賞の表彰式。
そして、2025129日~31日、東京ビックサイトで開催されたENEX2025(第49回 地球環境とエネルギーの調和展)に出展しました。
省エネ大賞を受賞した技術・取組内容を展示する場として、常盤工業をはじめ共同応募者各社との共同ブースをアワードコーナーに出展しました。

 

エネルギーイノベーション総合展とは?
「わが国全体として2050年に達成しなければならないカーボンニュートラルの取り組みには、既に存在する技術とともに新たなイノベーションが不可欠です。
本展は、GXDXによるエネルギー利用の最適化、省エネ活動のさらなる推進、再生可能エネルギーの導入、水処理技術の活用、OX(オーシャントランスフォーメーション)の実現に向けた海洋開発に関する様々なビジネスマッチングを創出する展示会です。」公式サイトより引用)

 

128午後、出展ブース設営のため、東京ビックサイトへ。

会場が広すぎて、MAPを見ながら歩いてもなかなかブースに着きません。
浜松の建物とはスケールが違います。

設営後は、ビックサイトの見学と明日の表彰式会場の下見。
展示場とは地図では隣の建物でも、歩くと5分以上かかります。

表彰式会場のレセプションホールエントランス。


順調に準備が終わったので、近くで観光、というよりも建築屋さんとして行きたかった所、「ミニチュア ミュージアム スモールワールズ」へ。
観光というよりも建築設計の目線になり、非常にクオリティが高い建築模型が並んでおり、レベルが違いますが学生の頃を懐かしく感じ、楽しそうな仕事だな~と思いながら、ミュージアム内では作品を見入ってしまいました。

建物もドーナツもかわいいミニチュアです。

 

129日、午前中は省エネ大賞の表彰式。
朝から電車が止まって駅のホームがごった返していて、バタバタと今日も東京ビックサイトへ。

省エネ大賞の受賞者は61件、107社。
広い会場でしたが登壇者と随行者以外は席がちょっとしかありません。
この写真を撮っていた広報担当者は約2時間立見席でした。

日建設計様による賞状の拝受後、犬塚社長がトロフィーを拝受しました。

資源エネルギー庁長官賞は早い段階で頂けたので、その後の他社の受賞は1時間以上。
随行者席で5名並んでいる会場中央あたりの席では手元でコソッと、モバイルで色々と。
私は1眼レフカメラのデータを会場にいる皆様と会社にメールで転送。
各社の皆様もそれぞれ会社へ転送して受賞した模様を中継し、まだ表彰式の最中ですが各社の全国の支店で盛り上がっている様子でした。
閉式後に関係者の皆様で記念撮影。

今回は、5社による共同応募です。
株式会社日建設計 (環境・設備コンサルタント)
常盤工業株式会社 (建築主、施工者、設計者)
ピーエス工業株式会社(除湿型放射冷暖房器 施工・運用管理)
ゼネラルヒートポンプ工業株式会社(水冷ヒートポンプチラー 施工・運用管理)
富士エネルギー株式会社(真空ガラス管形太陽集熱器 施工・運用管理)

表彰式後、午後からはブースで来場者へのご説明。
浜松の展示会には毎年参加していますが、スケールが桁違いです。

出展ブースでは、来場者は全国各地の方々で、省エネ大賞受賞者のブースにお越しになられる方は省エネ建築物に対する意識が高く、自社のZEB建築物の概要や取り組みを設計中村よりご説明させて頂きました。

見学会へお越しいただこうと思っても、秋田、佐賀・・。ちょっと遠いですね。
その場でしっかりご説明させて頂きました。
ブースでのご説明時間は長めになり、あまり他のブースを回ることができないまま、1日目が終わりました。

 

17時過ぎに東京ビックサイトを出て、夜は関係者と受賞祝賀会。
来ることができなかった共同受賞者社員からもメッセージがあり、運用を始めた頃に皆で手探りで建物にたくさんの計測装置を付けた頃が懐かしい、など、皆さんと共に歩んだ3年間を振り返りました。

 

130日、ENEX出展2日目。
朝の来場者は少なかったものの、だんだん増えてきて話は途切れることはありませんでした。
この日は午後からSDGs建築賞の授与式があるため、午後と翌日は共同受賞者の方々にお願いして会場を後にしました。

3日間の来場者は約4万2千人。
配布したパンフレットと見学会の案内はそれぞれ200枚弱。
遠方の方からも一度見てみたい、とのお話がありました。

今年は積極的に見学会の案内をさせて頂きます。
常盤工業の見学会が盛況になるかもしれません。

 

今後もお引き立ての程、よろしくお願いいたします。

Written by 設計部中村